松山英樹2打差4位 手首不安も終盤2バーディー「チャンスある位置」

[ 2024年3月10日 10:54 ]

米男子ゴルフツアー アーノルド・パーマー招待第3日 ( 2024年3月9日    フロリダ州ベイヒル・クラブ&ロッジ=7466ヤード、パー72 )

4位につけた松山(AP)
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 第3ラウンドが行われ、首位タイから出た松山英樹(32=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの72でまとめ、通算7アンダー、209で首位と2打差の4位に後退した。スコッティ・シェフラー(27=米国)とシェーン・ローリー(36=アイルランド)が通算9アンダーまで伸ばし、首位に並んだ。

 強い風が吹く中で松山は粘りのゴルフを見せた。パープレーでしのぎ、「すごくいいチャンスのある位置にいるので、粘り強くいきたいと思う」と納得の表情を見せた。

 実はこれまでの腰痛に加え、「腰もあったけど手の方が怖かった」とスタート前には左腕、手首をマッサージする場面もあった。難コースとともに自身とのコンディションに向き合いながらのプレーだった。

 3番でティーショットを池に入れてボギーとすると、4番でも1メートルのパーパットを外して連続ボギー。前半は38で折り返す苦しい展開となった。

 13番で残り101ヤードからピンまで20センチにつける絶妙なショットでついにバーディー。15番でグリーン手前バンカーにつかまり再びスコアを落としたが、16番パー5で2オンに成功し、バーディーを奪い返した。17番パー3でも3メートルにつけて連続バーディーとし、ついにスコアを戻した。18番は右のラフに打ち込んだものの、レイアップを選択してパーでしのぎきった。

 「最後の3ホールで二つ伸ばせた。オーバーパーを打たずに回れたのは最終日につながる」。首位とは2打差。出場2大会連続優勝、節目の10勝目を十分狙える位置で勝負の18ホールに向かう。

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