瀬古利彦氏が分析 名古屋ウィメンズでパリ切符届かなかったワケ「設定タイムが高くなりすぎて…」

[ 2024年3月10日 12:28 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2024年3月10日    バンテリンD発着の42・195キロ )

瀬古利彦日本陸連ロードランニングコミッションリーダー
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 10日の名古屋ウィメンズマラソンでパリ五輪代表選考が終了し、男女の代表6人が決定した。

 男子は昨秋MGC優勝の小山直城(ホンダ)、2位の赤崎暁(九電工)に加え、その後の指定大会で日本陸連の設定タイム突破者が現れなかったため、MGC3位の大迫傑(ナイキ)が代表に。

 女子はMGC優勝の鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)、1月の大阪国際で2時間18分59秒の日本記録をマークした前田穂南(天満屋)が代表となった。

 名古屋ウィメンズでは前田の日本記録を更新できずパリ決定選手は出なかったが、日本陸連の瀬古利彦・ロードランニングコミッション・リーダーは名古屋ウィメンズ後の会見で「挑戦した全選手の健闘を称えたい。プレッシャーの中、挑戦したと思う」と話した。

 前田の日本記録が与えた影響について「当初の設定記録(2時間21分41秒)を目指したいたが、前田選手が18分台。設定が高くなり、準備期間が間に合わなかった気がする。設定タイムが高くなりすぎて間に合わなかったのかな」と分析した。

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