琴ノ若　母校・埼玉栄から“大関仕様”化粧まわし「ありがたい」

母校の埼玉栄高から贈られた新しい化粧まわしを持つ新大関・琴ノ若。明け荷には今後襲名予定の「琴櫻」の文字（撮影・前川　晋作）
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　新大関・琴ノ若が9日、母校・埼玉栄高から贈られた新しい化粧まわしを初日から締める予定であると明かした。この日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で試着した。

　大先輩の豪栄道（現・武隈親方）と同じ、全体が黒色で下の馬簾（ばれん）が金色の“大関仕様”。「ありがたい。色違いは豪栄道関と貴景勝関だけ。その中に入れたのはうれしい」と偉大な先輩たちに並ぶ栄誉ある地位を実感した。

　さらに「琴櫻」と書かれた新しい明け荷も到着。「（しこ名を）変えた時に使えるように」と、夏場所から襲名する見通しである先代師匠のしこ名入りが早くも用意された。