玉垣親方 宮城野部屋で覚悟の稽古見守り「再発したら私も含めて全員クビですから」

[ 2024年2月29日 04:36 ]

師匠代行として宮城野部屋の稽古を見守り、報道陣の取材に応じた玉垣親方(元小結・智乃花)=撮影・前川 晋作
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 大相撲の玉垣親方(59、元小結・智乃花)が28日、大阪市内の宮城野部屋で師匠代行として初めて稽古を見守った。

 元幕内・北青鵬の暴力問題による監督責任で師匠の立場を外れた宮城野親方(元横綱・白鵬)の代役に決まって27日に合流。その後、部屋の力士らを集めて今後の心構えを説いた。

 「現状を受け止めるように自覚して責任ある行動を取るように。宮城野親方にもそういう心づもりでやってくださいと話しました」。教員の経験を持つ“成松先生”が教育的指導を行った。

 「再発したら私も含めて全員クビですから」と並々ならぬ覚悟。春場所後の処遇は未定だが「一生懸命頑張っている力士たちの将来を閉ざすのではなく、最善の処遇を」と“弟子”を思いやる本音を吐露した。

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