【世界卓球】日本に追いつめられた中国 メンタルもギリギリだった…試合後に世界1位と3位が安どの涙

[ 2024年2月25日 17:48 ]

女子で6連覇を達成した中国の孫穎莎(右)と陳夢(右から2人目)(ロイター)

 韓国・釜山での卓球・世界選手権団体戦の女子決勝(24日)で、日本は中国を追いつめた。2―3で敗れて銀メダルだったものの、試合後の中国選手の姿が、日本の奮闘ぶりを如実に示していた。

 日本は1番手の張本美和(木下グループ)が世界1位の孫穎莎に0―3黒星というスタートだったが、2番手の早田ひな(日本生命)が世界3位の陳夢を破ると、3番手の平野美宇(木下グループ)は世界2位の王芸迪にストレート勝ちを収めた。

 53年ぶりの世界一に王手をかけて第4試合に臨んだ早田は孫穎莎、第5試合では張本が陳夢に敗れて金メダルには届かなかった。

 試合後の取材エリア。孫穎莎と陳夢は目を赤くし、安どの涙を流していた。常勝ゆえに背負う重圧。極度のプレッシャーをはねのけた中国と日本は、今夏のパリ五輪でも黄金の輝きをかけて激突するはずだ。

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