男子・赤崎＆女子・一山が優勝　パリ本番への仮想レースで手応えは明暗

青梅マラソン30キロの部 （ 2024年2月18日    東京都青梅市 ）

青梅マラソン男子30キロの部を制した赤崎暁
Photo By スポニチ

　パリ五輪マラソン男子代表の赤崎暁（26＝九電工）と同女子代表の一山麻緒（26＝資生堂）が、30キロの部でそれぞれ優勝した。

　累積高低差438メートルの五輪本番の仮想レースとして高低差のあるコースに挑んだ赤崎は序盤から飛び出し1時間29分46秒の好タイムをマーク。81年に瀬古利彦が出した1時間29分32秒の参考記録に迫り「良い予行演習になった」と順調な仕上がりを見せた。

　一山は1時間45分21秒と不本意な内容で「3キロすぎから苦しい走りになってしまった」と振り返った。11カ月ほど「右足が抜ける」症状に悩まされ「もがいている状態が続いている」と吐露。

　8位入賞の東京に続く夢舞台へ向け「自分が思っている走りを取り戻したい」と決意を込めた。