新大関・琴ノ若に春場所担当部長が期待「堂々とした相撲を取って」 3月10日初日へ向け、御免札を立てる

[ 2024年2月14日 12:08 ]

エディオンアリーナ大阪に御免札を掲げた伊勢ノ海親方(右から2人目)ら春場所担当の親方衆
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 大相撲春場所(3月10日初日)の開催を告げる「御免札」が14日、会場となるエディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区)に設置された。春場所担当部長の伊勢ノ海親方(元幕内・北勝鬨)は「いよいよ始まるなという感じだ。チケットの売れ行きも思った以上にいい」と実感を込めた。チケットが9割前後売れると出される大入りは15日間期待できそうだという。

 琴ノ若が新大関で迎える15日間。上位陣は1横綱4大関となり、白鵬が横綱、大関が照ノ富士、貴景勝、正代、朝乃山の陣容だった21年名古屋場所以来の豪華な顔ぶれとなる。

 「新大関がどれだけ活躍するか、期待しているお客さんもいると思う。堂々とした相撲を取ってほしい」と伊勢ノ海親方は注文を付け、初場所を4日目から頸椎(けいつい)症性神経根症のため休場し、8度目のカド番となる大関・貴景勝についても「地元でもあるし、どこまで回復しているか。(初場所で綱獲りに失敗した)霧島ももう一度という気持ちでしょう」と展望した。

 元旦に起きた能登半島地震の復興支援に初場所中、両国国技館に設置された募金箱は春場所会場でも継続される。「石川県出身力士にも頑張ってほしい」と遠藤、大の里らの奮起も促した。

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