「おまえの吠えが必要だ!」馬瓜エブリンが燃えた宮崎の言葉 バスケ女子パリ切符獲得の秘話明かす

[ 2024年2月13日 20:39 ]

馬瓜エブリン
Photo By 代表撮影

 パリ五輪の出場権を獲得したバスケットボール女子日本代表が13日、パリ五輪世界最終予選が行われたハンガリーから帰国し、会見に臨んだ。

 馬瓜エブリン(28=デンソー)は、21年の東京五輪で銀メダルを獲得したメンバー。22年7月から休養した後、23年6月にデンソーに加入、代表にも復帰してパリ切符獲得に貢献した。

 大きな声でチームを鼓舞するなど、プレー以外でもけん引。会見でもマイクを握ると他のメンバーよりもボリュームが大きく、「声がでかい?声がでかい?離れないで」とまず笑いを誘った。

 2戦目のハンガリー戦で痛恨の敗戦。「正直、ハンガリー戦の後から生きた心地がしなかった。ホテルに帰って(妹の)ステファニーと1人にならないようにしようと。2人で現実を見ながら、どうやったらグループリーグ突破するのか確認したら、どうやらカナダに勝つしかないと。勝つしかないと確認した後、腹をくくりました」と明かした。

 思い出に残っているエピソードに挙げたのは、ハンガリー戦後のミーティングで宮崎からかけられた言葉だという。「宮崎選手が、『おまえの吠えが必要だ!』『おまえの吠えがハンガリー戦では足りなかった』と言ってもらった」。一方の宮崎は「ハンガリー戦(エブリンは)一度も吠えませんでした。自分のスリーポイントが入らなくて一度も吠えなかったので、カナダ戦は入らなくても吠えろよって言って」と話していた。

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