水谷隼氏 日本一の張本智和を祝福 勝率0.39%の劇勝に「俺が生きてきた中では過去一の全日本選手権」

[ 2024年1月28日 18:00 ]

水谷隼氏
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 東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏(34)が28日に自身のXを更新。男子シングルス決勝で戸上隼輔(22=明大)をフルゲーム4―3で撃破し、6年ぶりに日本一に返り咲いた張本智和(20=智和企画)を祝福した。

 水谷氏は「すげぇ試合だった!!」と興奮している様子で「俺が生きてきた中では過去一の全日本選手権でした」と後輩を称えた。

 さらに張本がマッチポイントを8度も握られながら執念の大逆転勝ちを収めたことにも触れ「マッチポイントを8度凌いで勝つ確率は単純計算で0.39%」とデータを引用して激戦の凄さを表現した。

 水谷氏はこの試合のテレビ解説も担当。張本が試合後のインタビューで「今日も戸上選手、完璧で。何をやってもダメで。ほんとに強い。握手の時も言ったけど1位も2位も、僕らの中では変わらない、と。時の運で1、2点、ラッキーもあったり、お互い思い切れたり、その差で結果は出ちゃうけど、ボクと彼は同等でライバルで。明日やったら彼が勝つかもしれないし、明後日やればボクが勝つかもしれないし、それくらい良きライバル。これで五輪まで正真正銘、残り半年間、仲間として五輪に突き進んでいきたい」と称えたことに、水谷氏は「大人になりました。いいコメントでしたよね。素晴らしいです」と感服していた。

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