平野美宇　パリ五輪単代表あと4勝「自分の人生は自分で決める」初戦いきなりフルゲーム死闘制す

卓球・全日本選手権第5日 （ 2024年1月26日    東京体育館 ）

＜卓球全日本選手権第5日＞女子シングルス4回戦、笑顔を見せる平野美宇（撮影・小海途　良幹）
Photo By スポニチ

　パリ五輪シングルス代表争いの最終章の幕が上がった。

　平野美宇は初戦の4回戦に臨み、面手凛（山陽学園高）を4―3で下し、5回戦に進出した。

　五輪シングルス代表は、既に選考ポイントで断トツの早田ひな（日本生命）が確実としており、2枠目を平野と伊藤美誠（スターツ）が争う。

　平野は伊藤に34・5ポイント差をつけ、最終決戦の全日本を迎えていた。

　「1試合ずつ決勝戦の気持ちで頑張りたい。自分の人生は自分で決めると思って戦うことが大事になる」

　伊藤の成績にかかわらず、決勝に進出すれば代表に決まるため、夢切符へあと4勝とした。この日はこの後、5、6回戦も行われる。