【春高バレー】福井工大福井、昨年の雪辱果たし初の決勝進出 堤主将「スパイクを拾えた」

[ 2024年1月7日 14:25 ]

バレーボール全日本高校選手権第4日 ( 2024年1月7日    東京体育館 )

決勝進出を決めた福井工大福井(撮影・福永稔彦)
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 男子準決勝が行われ、福井工大福井(福井)が、鎮西(熊本)に3―0(25―19、25―23、25―16)のストレート勝ちし、福井県勢で初めて決勝に進んだ。

 西田靖宏監督は「初めてのセンターコートでお客さんがいっぱいで大丈夫かなと思ったけど、選手たちには関係なかった。頼もしいなと思った」と選手たちの奮闘を称えた。

 鍛え上げたディグで粘り強く拾い、ブロックで相手エース井坂太郎の強打をことごとく止めた。堤凰惺(おうせ)主将(3年)は「相手の攻撃力が高かったので、スパイクを拾えたところが一番良かった」と守備への手応えを口にした。

 安定した守備の背景には地道なデータ戦略があった。西田監督は「序盤、中盤、終盤どこに打ってくるか控え選手が調べてくれた。それを信じてコートの選手たちがやってくれた」と明かした。

 丸山英祐(3年)によると「3番(井坂)や8番(岩下将大)はクロスが多いのでクロスをブロックして、抜けてきたところを後ろでカバーした。上でも下でも相手を完封しようと話した」という。

 狙い通りの戦いで、前回大会準々決勝で敗れた相手にリベンジを果たした。決勝の相手は前回大会覇者で今季インターハイを制した駿台学園。堤は「3―0で勝って勢いに乗れているので、決勝でも駿台学園に立ち向かいたい」と意気込んだ。

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