【高校ラグビー】関西勢の最後の砦・大阪桐蔭は準決で散る　綾部監督「本当に完敗」

全国高校ラグビー大会準決勝   大阪桐蔭0－25桐蔭学園 （ 2024年1月5日    花園ラグビー場 ）

＜桐蔭学園・大阪桐蔭＞決勝進出ならず、涙の大阪桐蔭・上野（中央）（撮影・北條　貴史）
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　関西勢で唯一、準決勝に進出した大阪桐蔭も、桐蔭学園の壁は破れなかった。ブレイクダウン（タックル後のボール争奪戦）で圧倒され、まさかの無得点。綾部正史監督は“関東の桐蔭”の強さに脱帽した。

　「しっかり準備してくれたんですけど、なかなか表現できなかった。やっぱり強かったですね。本当に完敗だと思います」

　昨春の選抜大会で10―38で敗れ、「打倒・桐蔭学園」をテーマに掲げて挑んだ花園。「やらせれもらえただけ幸せでしたし、選抜の時に勉強させてもらって、子どもたちと“この距離を詰めよう”とやってきましたけど、なかなか難しい」。次回以降に持ち越されたリベンジに向け「本当にゆっくりですけど、しっかりここの舞台で表現できるチームになっていかないといけない」と決意を新たにした。