【時津風一門連合稽古】大栄翔が両大関らと充実の15番「もっと厳しい攻めをしないと」

[ 2024年1月5日 20:19 ]

豊昇龍(右)と申し合い稽古を行う大栄翔(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の時津風一門連合稽古が5日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、一門外の2人を含む計13人の関取衆が参加して白熱した稽古を繰り広げた。

 関脇・大栄翔(30=追手風部屋)は、霧島(27=陸奥部屋)と豊昇龍(24=立浪部屋)の両大関らと充実の15番。若元春(30=荒汐部屋)や明生(28=立浪部屋)ら平幕相手には強烈な突き押しで圧倒して8連勝するなど強さを見せた。

 両大関とは3番ずつ取ってそれぞれ1勝2敗。「やっぱり強いですね。もっと厳しい攻めをしないと勝てない」と課題を明確にし「そういう力士と稽古するのは自信になる」と刺激を受けた。

 大栄翔の母方の祖父は石川県珠洲市出身で、今月1日に発生した能登半島地震で被災した地域に今も親戚が住んでいるという。「大変だと聞いた。そういう人たちのためにも勝ちたい」と初場所(14日初日、東京・両国国技館)への決意を込めた。

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