【ニューイヤー駅伝3区】トヨタ自動車 田沢廉で独走態勢に 後続と58秒差に広げる 昨年は駒大で箱根V

[ 2024年1月1日 11:34 ]

第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会「ニューイヤー駅伝」(スポニチ後援) ( 2024年1月1日    群馬県庁発着=7区間、100キロ )

3区で力走するトヨタ自動車の田沢廉(代表撮影)
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 第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会「ニューイヤー駅伝」(スポニチ後援)は1日、群馬県庁発着の7区間、100キロのコースに41チームが参加して行われた。

 3区(15・4キロ、伊勢崎市役所~三菱電機群馬製作所)では、トップでタスキを受けたトヨタ自動車のスーパールーキー・田沢廉(23)が、34秒だった2位との差をさらに広げた。最初の5キロを13分38秒で入り、その後もハイペースをキープ。後続との差を58秒に広げて4区にタスキをつないだ。

 昨年の箱根駅伝では、駒大のエースとして、各校の主力が集った花の2区(23・1キロ)で区間3位と力走して総合優勝に貢献。大学卒業後も大八木弘明総監督の下で練習を続けてレベルアップ。今月10日の24年パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権1万メートルでは、自己新記録の27分22秒31で4位に入り、その勢いで、ニューイヤー駅伝でも快走を見せた。

 ◇田沢 廉(たざわ・れん)2000年(平12)11月11日生まれ、青森県八戸市出身の23歳。青森山田高3年時にアジアジュニア選手権5000メートルで銀メダル。駒大入学後は全日本大学駅伝で4年連続区間賞。箱根駅伝は3年時に2区区間賞。22年7月の世界選手権は1万メートルに初出場し20位。今春のトヨタ自動車入り。1メートル80、60キロ。

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