【高校ラグビー】ボクシング全国2位の主将が2トライ 光泉カトリックが88点大勝発進

[ 2023年12月28日 13:59 ]

第103回全国高校ラグビー1回戦   光泉カトリック88―10山形中央 ( 2023年12月28日    花園ラグビー場 )

<山形中央・光泉カトリック> 前半、光泉カトリック・加茂はトライを決める(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 5大会連続13回目の出場となる光泉カトリックが88―10で山形中央(山形)に大勝し、2大会ぶりに初戦突破した。

 計14トライを挙げる圧勝に貢献したのが、主将のNo・8川上将虎(3年)だ。自身は後半3分、同15分にトライ。後半18分に途中交代するまでチームをけん引した。

 その川上が小学生時代に打ち込んでいたのがボクシング。まだ何もスポーツをしていなかった小学4年時、両親によって「強制的に」近所のボクシングジムに通わされるようになった。

 「フィットネスの程度だと思っていたんですけど、大会にも出るようになって…」

 乗り気ではないまま続けながら、小学6年時に出場した大会ではあれよあれよと勝ち上がり、全国大会の決勝まで進んで2位になったという。

 ボクシングを極める道もあったが、洛南中入学時に先輩から誘われてラグビー部の練習に参加すると、その面白さに惹かれて入部を決めた。

 中高6年間でだ円級を追い続け、今では「将来はラグビーに関する仕事がしたいです」と語る川上。光泉カトリックの先頭に立ち、次は川越東との2回戦に臨む。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年12月28日のニュース