朝乃山が朝紅龍らと申し合い15番「足はもう大丈夫」26日から実戦稽古再開 年明けの出稽古も示唆

[ 2023年12月28日 15:43 ]

朝紅龍(左)と申し合い稽古を行う朝乃山
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 大相撲の幕内・朝乃山(29)が28日、東京都墨田区の高砂部屋で15番の申し合い稽古を行った。

 九州場所前半休場の原因となった左ふくらはぎのケガの影響で、冬巡業では関取衆の申し合いに参加せず。慎重に調整を進めていたが、初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)まで3週間を切った26日から「もう取らないとヤバいので」と実戦稽古を再開した。

 この日は、十両・朝紅龍(25)や幕下・朝白龍(24)を相手に計15番。右四つで一気に前に出る力強さも見られた。「足はもう大丈夫です。重い人と取ったらもっと負担も来ると思うので、どうなるか」。年明けには出稽古も視野に入れており、そこで幕内力士と肌を合わせて感触を確かめるつもりだ。

 九州場所は三役復帰目前の東前頭筆頭で4勝4敗7休。初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)の番付は西前頭7枚目まで落ち「もう一回上へ戻りたい」とすぐに番付を戻すことを誓った。

 関取復帰から始まり、左上腕と左ふくらはぎのケガで2度の休場も経験した今年1年間。「1カ所ケガすると体の中のバランスが崩れていったのかもしれない。今年はケガが多かったので、ケガしないように」と来年へ向けて意気込んだ。

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