【高校ラグビー】仙台育英がニュージーランドからの留学生テイオの先制トライで東北対決に勝利

[ 2023年12月27日 16:04 ]

全国高校ラグビー大会1回戦   仙台育英46―10黒沢尻工 ( 2023年12月27日    花園ラグビー場 )

<仙台育英・黒沢尻工> 前半、仙台育英・テイオは2本目のトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 28大会連続30回目出場の仙台育英が、ニュージーランドからの留学生カプセン・テイオ(3年)の先制トライで流れを作り、東北対決に勝利した。

 前半15分、敵陣22メートルライン付近のラックから仙台育英は右に展開。CTBカプセン・テイオが右サイドから中央に切り込み、先制トライに成功。前半24分にも中央スクラムから左に展開。ライン沿いでのスピードのある縦突進でWTB佐藤巧征(2年)とのパス交換から再びカプセン・テイオがトライを決めた。

 就任3年目のニールソン武蓮傳監督も同じくニュージーランドから仙台育英に留学。流通経大からNECグリーンロケッツを経て、母校の指導に当たっている。「チームのために何ができるかを常に意識することが大事」という基本的な考えを教わってきた。カプセン・テイオは後半にも1トライで計3トライのハットトリック。そのスピードと周囲を見る判断力で2回戦の大分東明戦に挑む。

 ▼仙台育英・二上大悟主将 3年生が少なく、1、2年生が多い分、学年の壁をなくして練習してきた。今日はしっかり声を掛け合って連携できた。

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