十両・朝紅龍が申し合い24番 幕内と“2部練”で大栄翔らの胸を借り精力的に稽古 冬巡業栃木場所

[ 2023年12月24日 19:36 ]

大栄翔(右)と申し合い稽古を行う朝紅龍(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の冬巡業が24日、栃木市の「関東ホーチキにしかた体育館」で最終日を迎えた。

 十両・朝紅龍(25=高砂部屋)が計24番の申し合い稽古を行った。番数は関取衆でこの日最多。十両と幕内両方の申し合いに参加し、精力的に汗を流した。

 まず十両の申し合いに参加。九州場所で新入幕だった狼雅(24=二子山部屋)や北の若(23=八角部屋)、初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)での再入幕が確実な琴勝峰(24=佐渡ケ嶽部屋)ら世代の近いライバルたちと21番取って熱い稽古を繰り広げた。

 ぶつかり稽古を行って一旦終了したが、そのまま残って幕内の申し合いにも参加。格上を相手に果敢に挑んでいき、関脇・大栄翔(30=追手風部屋)、幕内・高安(33=田子ノ浦部屋)、豪ノ山(25=武隈部屋)を相手に3番取った。最後はこの日2度目のぶつかり稽古もしっかり行い“2部練”をこなして「なんか疲れました」と苦笑いしていた。

 この冬巡業では連日20番近く取っており、充実した稽古を積めた様子。秋場所で同時新十両だった日体大の2年後輩にあたる大の里(23=二所ノ関部屋)が新入幕を確実としており、自身も負けずに次は幕内を目指したいところだ。

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