岩井明愛MVP　妹・千怜と組んで12バーディー！！　3ツアーズ選手権　女子2年ぶり7度目V

日立3ツアーズ選手権 （ 2023年12月10日    千葉県・大栄CC＝男子3645ヤード、シニア3417ヤード、女子3231ヤード ）

優勝したJLPGAチームの（前列左から）岩井明愛、岩井千怜（後列同）桜井心那、小祝さくら、申ジエ、山下美夢有（撮影・西尾　大助）
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　国内の男子（JGTO）、女子（JLPGA）、シニア（PGA）各ツアーの賞金ランク上位者らによる6人制の団体対抗戦は、27ポイントを獲得した女子が21年大会以来、7度目の優勝を飾った。MVPは初出場の岩井明愛（21＝Honda）。各団体2人ずつ3組に分かれ、前半はフォアボール方式、後半はフォアサム方式で争われ2位は14ポイントのシニア、3位が13ポイントの男子だった。

　攻めのゴルフでMVPを獲得した。岩井明愛は妹・千怜とコンビを組んで前後半ともプレー。良い方のスコアを採用する前半では537ヤードのパー5での2打目は2人そろって“直ドラ”を選択。2人とも2オンは逃したが、明愛は「ファンのみなさんに楽しんでもらえるよう、できるだけ驚くようなことをしたかった」と話す。250ヤードの9番パー4でも「1オンできた」と楽々バーディー。ツインズで計12バーディーを量産。「ショットは私、パットは千怜。それがうまくかみ合った」と10ポイントを獲得し優勝の原動力となった。

　前夜は女子チームで食事し「子供たちに夢や勇気を持ってもらえるよう頑張ろう」（申ジエ）と誓い合ったという。パワーで劣っても男子プロに対抗できることを証明。明愛は「来シーズンも女子ツアーを千怜と2人で盛り上げたい」とさらなる飛躍を誓った。