【リーグワン】埼玉の“ラスボス”堀江、ラストシーズンが開幕「大切にしたい」　横浜戦で途中出場

ラグビーリーグワン1部第1節   埼玉53―12横浜 （ 2023年12月10日    熊谷ラグビー場 ）

＜埼玉・横浜＞後半、横浜・デクラーク（左）にハンドオフし突進する埼玉・堀江（撮影・久冨木　修）
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　王座奪還を狙う埼玉は横浜を53―12で圧倒し、白星発進した。今季限りで現役を引退する日本代表フッカー堀江翔太（37）は後半から途中出場。巧みなパスでトライを演出した。

　引退発表から4日。今季限りで見納めとなる堀江のプレーを目に焼き付けようと、会場には1万2582人が駆けつけた。

　試合終盤に君臨する“ラスボス”が登場したのは、41―12の後半17分だ。力強いボールキャリーで攻め込み、46―12の試合終了間際には、敵陣ゴール前でFWミラーへパスし、トライをアシスト。試合後の取材エリアでは「まあまあ良かった。16年間やってて、完璧な試合は毎回ないので、次良くするためにどうするか準備する」と話した。

　特別なシーズンが幕を開けた。上位4チームが進出するプレーオフを含めても残り17試合で、ホームでプレーできるのはあと7試合だ。「ケガなく準備して次の試合からも出られるようにする。大切にしたい」と堀江。優勝という花道に向かって最後まで戦い抜く。