【リーグワン】昨季王者・東京ベイは黒星スタート　FW戦不調、司令塔には激しいプレッシャーで完敗

ラグビーリーグワン1部第1節   東京ベイ26―52東京ベイ （ 2023年12月10日    東京・秩父宮ラグビー場 ）

＜東京ベイ・東京SG＞ルディケ・東京ベイヘッドコーチ（撮影・篠原岳夫）
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　昨季王者の東京ベイは、同4位の東京SGに26―52で敗れて黒星スタート。計8トライを奪われるダブルスコアの完敗で、リーグ連覇へ厳しいスタートとなった。

　大型FWを誇りセットプレーと接点で優位に立ちたい東京ベイだが、この日はどちらも劣勢。元オーストラリア代表のSOフォーリーも激しいプレッシャーを掛けられて精彩を欠き、前半だけで7―35と大差を付けられた。

　後半は3トライを奪って食らい付くも、相手にも3トライを許して得点差は埋められず。フラン・ルディケ・ヘッドコーチは「できれば自陣でプレーしたくなかった。キックでプレッシャーを掛けてカウンター攻撃につなげたかったが、逆に相手にそうされてしまった。特に（獲得合戦で相手FBの）コルビ選手は素晴らしかった」と相手を称えた。

　FWの大黒柱だった南アフリカ代表フッカーのマルコム・マークスがW杯中のケガで今季絶望。代わってニュージーランド代表のデイン・コールズを獲得し、ウェールズ代表のWTB/FBリアム・ウィリアムズを新たに加わったものの、開幕初戦でのデビューはお預け。16日の第2節・三重戦（三重交通Gスポーツの杜鈴鹿）から巻き返しを図る。