ラグビー日本代表次期HC候補のルディケ氏、日本協会と7日に最終面接「事実。私のビジョンを伝えた」

[ 2023年12月8日 14:17 ]

開幕節に向け、全体練習を見守るルディケHC
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 ラグビーリーグワン1部・東京ベイのフラン・ルディケ・ヘッドコーチ(HC、55)は8日、最終候補に挙がっている日本代表次期HCの選考において、前日7日に日本協会との最終面接が行われたと明かした。

 千葉県船橋市内でチームの全体練習後に取材対応し「昨日(面接が)あったことは事実。今は結果を待っている状態」と説明。面接に出席した日本協会の担当者など具体的な内容は明言を避けたが「しっかり準備して、私からのメッセージやビジョンを伝えることができた。できることはやったので返答を楽しみにしている」と話した。

 日本協会は次期HC選考において、国際的な指導者の採用実績があるオジャーズ・ベルンソン社に業務の一部を委託。第三者の評価を交えながら、公平性、透明性の確保を目的とした初の試みとしており、ルディケ氏は「日本協会のプロセスに信頼があるので向こうの判断に委ねたい」と語った。

 昨季リーグワンではチームを優勝に導いたルディケ氏。10日には今季開幕節・東京SG戦(東京・秩父宮ラグビー場)を控えており、「まずは開幕節にフォーカスしている。いい感じで仕上がって開幕戦が楽しみだ」と切り替えていた。

 ルディケ氏のほかに元日本代表HCで、前オーストラリア代表監督のエディー・ジョーンズ氏(63)も最終候補。選考は大詰めを迎えており、オーストラリアメディアのシドニー・モーニング・ヘラルドはジョーンズ氏が2度目の面接を受けたと報じた。本紙の取材でもジョーンズ氏が最有力となっている。

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