馬場咲希　米ツアー出場権に3打届かず　プロ初年度舞台は「話し合って決めたい」

米女子ゴルフツアー　最終予選会最終日 （ 2023年12月6日    アラバマ州　マグノリアグローブGCクロッシングC＝6664ヤード、パー72 ）

馬場咲希
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　最終ラウンドが行われ、49位から出た馬場咲希（18＝代々木高3年）は2ボギーの74とスコアを伸ばせず、通算5アンダーの62位。45位以内に与えられる米女子ツアー出場資格に3打届かなかった。

　思わずグリーンでしゃがみ込んだ。前半の18番。2・5メートルのバーディーパットは無情にもカップをかすめてオーバーした。米ツアー出場権獲得ラインの45位まで1打差で出た馬場だったが、時間とともにいつもの明るい笑顔は消えていった。

　「1つでもパットが入っていれば、その後の流れも結構変わったと思うところが多かった。決めきれないところがまだまだ」。10番から出て12番で早くもボギー、15番もボギーを叩いた。4番では1・5メートルのバーディーパットも蹴られた。終わってみれば出場権に3打足りず、「これを入れたいって思っちゃってミスするのが、凄い多かった」。重圧は想像以上だった。

　今予選会で72ホールを戦った時点で米女子の下部ツアーの出場権は得た。また、国内もプロテスト合格の段階で下部ツアーに出場できるが、予選会に出場しておらずレギュラーツアーは推薦で最大3試合しか出られない。プロゴルファーとしてスタートを切る来季について「米国でやりたい気持ちはまだ強い」と話しつつ、「どうするかは話し合って決めたい」と悩める心境を明かした。