渡部香生子 競泳ジャパンOP女子200メートル平泳ぎ優勝 近年低迷も復活兆し「殻を破れた」

[ 2023年12月4日 04:41 ]

女子200メートル平泳ぎ決勝で優勝し笑顔の渡部香生子(中央、左は2位・エラ・ラムジー、右は3位・中沢海凪)(撮影・沢田 明徳)
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 競泳のジャパン・オープン最終日は3日、東京アクアティクスセンターで行われ、女子200メートル平泳ぎは渡部香生子(27=MEIGI)が2分23秒66で優勝した。

 男子200メートル平泳ぎは渡辺一平(26=トヨタ自動車)が2分7秒70で制し、花車優(23=イトマン東京)が2分9秒31で2位。女子200メートル背泳ぎは成田実生(16=金町SC)が2分10秒84で頂点に立ち、個人メドレー2種目との3冠を達成した。

 女子200メートル平泳ぎを制した渡部が目に涙を浮かべた。15年世界選手権の金メダリスト。五輪は12年ロンドンから3大会連続で出場中だが、個人種目で決勝に残った経験はない。

 今年の世界選手権の代表入りを逃すなどここ数年は低迷したが、この日は想定通りのペースを刻む納得のレースで優勝。復活の兆しを見せ「殻を破れたと思い、涙が出てしまった。次の五輪は出るだけでは満足できない。競技人生を振り返り、最後はハッピーだったと思えるように頑張りたい」と語った。

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