阿部　危なげなく優勝「自分らしい柔道ができた」

柔道グランドスラム東京大会最終日 （ 2023年12月3日    東京体育館 ）

男子66キロ級決勝、一本勝ちした阿部一二三（撮影・小海途　良幹）
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　＜男子66キロ級＞妹と同じく半年ぶりの実戦となった阿部が、危なげなく5試合を制して優勝。決勝ではヨンドンペレンレイ（モンゴル）を豪快な大外刈りでぶん投げ、「今日は自分らしい柔道ができた」と話した。

　5月の世界選手権では決勝でライバルの丸山城志郎を下し、2大会連続の五輪代表に決定。ヒリヒリするような代表争いを2度も勝ち抜き、「最近はプレッシャーを感じることがない」とまで言う日本のエースが、堂々たる結果と内容で23年を締めくくった。