細谷恭平 日本勢トップ4位も設定タイム突破ならず 残り2レースパリ五輪諦めん

[ 2023年12月4日 04:44 ]

福岡国際マラソン2023 ( 2023年12月3日 )

41キロ付近、マイケル・ギザエ(右下)を懸命に追う細谷恭平(代表撮影)
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 日本勢トップは細谷恭平(黒崎播磨)で2時間7分23秒の4位だった。細谷は先頭集団でレースを進めたが、4人になった40キロ付近で離された。来年のパリ五輪男子マラソン代表の残り1枠を争うグランドチャンピオンシップ(MGC)「ファイナルチャレンジ」の対象レースとして設定された2時間5分50秒をクリアできなかった。ケニア出身のマイケル・ギザエ(スズキ)が2時間7分8秒で優勝した。

 日本人で唯一、中盤以降も先頭集団で勝負した細谷は、40キロ付近で優勝争いから脱落。設定タイムからは1分半以上遅れ「力は出し切れたが悔しい気持ちが強い。まだまだ努力が必要」と無念さをにじませた。

 転倒による途中棄権に泣いた五輪代表選考会からわずか約1カ月半。「このスパンでも勝負できないことはない、というのが分かった」と収穫もあった。最後の1枠を懸けた残り2レースも「まだ全然諦めていない」と意欲を見せた。

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