元関脇・若隆景が233日ぶりの土俵へ 初日は幕下で嘉陽と対戦 右膝前十字靱帯断裂から8カ月

[ 2023年11月10日 12:24 ]

4場所ぶりの復帰が決まった若隆景(23年10月撮影)
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 日本相撲協会は10日、大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)の取組編成会議を開き、初日の全取組を発表した。

 元関脇の幕下・若隆景(28=荒汐部屋)が4場所ぶりに出場することが正式に決まった。今場所の番付は東幕下6枚目。初日は西幕下6枚目の嘉陽(24=二所ノ関部屋)との対戦が組まれた。若隆景が本場所の土俵に上がるのは、右膝前十字靱帯断裂のケガを負った春場所13日目以来233日ぶりとなる。

 春場所後の4月4日に靭帯の再建手術を受け、それからリハビリに専念。夏場所から3場所連続全休で5年半ぶりに関取の座を明け渡した。実戦稽古を再開したのは8月下旬。「手術に踏み切った時点で、時間がかかるのは分かっていた。順調に来ているとは思います」と着実に復帰への準備を進めてきた。

 番付発表翌日の稽古後には「しっかりやれることをやって、また土俵で活躍する姿を見せられたらなと思います」と話していた。

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