【TOTOジャパンC】畑岡奈紗は64　1打差2位発進「8アンダーで回っている感覚はない」

女子ゴルフツアー　TOTOジャパンクラシック第1日 （ 2023年11月2日    茨城県　太平洋クラブ美野里コース＝6598ヤード、パー72 ）

＜TOTOジャパンクラシック初日＞18番、バーディーを決めギャラリーの祝福に応えホールアウトする畑岡奈紗（撮影・会津　智海）
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　国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本女子ツアーも兼ねる大会が開幕し、米ツアー6勝の畑岡奈紗（24＝アビームコンサルティング）は9バーディー、1ボギーの64で回り、首位と1打差の2位に付けた。

　前半のアウトで3つ伸ばし、10番から3連続バーディー。13番で落としたが、16番は10メートルをねじ込み、17番パー5は2オン2パット。最終18番は5メートルのチャンスをものにして3連続バーディーで締めくくった。

　64の好スコアに「ショットの調子は良くなくて左右に散らばっている。パットが良かったと思う。8アンダーで回っている感覚は正直ないけど、無理な攻めをしなければスコアにつながる」と安堵（あんど）感をにじませた。

　同組の岩井明愛も16番から3連続バーディー。「4つも違うとこんなにもアグレッシブなプレーをするのかと思った」と刺激を受けながら貫禄のプレーを見せた。

　茨城県出身で、今週は車で20分ほどの実家からコースに通っている。16年にはギャラリーとしてこの大会を観戦し、憧れの宮里藍のプレーに目を凝らした。思い出の大会で今季初優勝を目指す。