【TOTOジャパンC】シード当確の西村優菜は次の目標に照準「最終戦に出たい」

西村優菜
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　国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で、日本ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は2日から4日間、茨城県の太平洋クラブ美野里コースで開催される。

　4年連続4回目の出場となる西村優菜（23＝スターツ）は1日、プロアマ戦に出場して調整した。昨年は4位、同じ会場で開催された20年は3日連続60台をマークして9位に入った。

　コースについては「結構距離が長く感じた。セカンドが170～180ヤード残ることが多く、自分だと9W、7Wになるので、そこは難しいと思った」と印象を語った。

　一時帰国して出場した9月の住友生命レディース東海クラシックで、キャディーから「インパクトがぼやけている」と指摘を受け「インパクトにフォーカスする作業をした」。するとショットのばらつきが少なくなり「ショットでバーディーチャンスに付ける回数が増えた」。その週3位に入ると、米ツアーでもアーカンソー選手権の3位をはじめ上位で戦えるようになった。

　現在米ツアーのポイントランク51位。上位80人に付与される来季のフルシード獲得を確実にしている。現在の目標はランク上位60人が参戦できる最終戦出場。「シードが獲れるか獲れないかという時よりは楽になったけど、最終戦に出たい気持ちもあるし、今週は日本なので、いいプレーしたい気持ちがある」。今週も上位を目指してティーオフを迎える。