パリ五輪内定・一山麻緒　MGC後、筋肉痛で歩くのも一苦労　「知らない人から見たら私はただの酔っ払い」

2位でゴールし、ガッツポーズする一山（撮影・木村　揚輔）
Photo By スポニチ

　24年パリ五輪男女マラソン代表2枠が決まった15日のマラソングランドチャンピオンシップ（MGC）で、2大会連続切符を獲得した一山麻緒（資生堂）が19日までに自身のインスタグラムを更新。レース後の近況をつづった。

　15日のレースでは寒さと大雨に見舞われる中で激走。東京五輪に続くパリ五輪出場内定を勝ち取った。

　「パリの切符が取れて本当に嬉しかったです。雨で大変な中、沿道で声援をくださった皆さん、給水所の皆さん、本当にありがとうございました」と感謝。無念の途中棄権となった男子日本記録保持者で夫・鈴木健吾（富士通）がトラックで声援を送る画像をアップした。

　「マラソン後、筋肉が痛くて痛くて　普通にも歩けず　上り下りは横向きでゆっくりゆっくり　知らない人から見たら私はただの酔っ払い」と激戦を物語る後日談を記した。

　一夜明けの会見時、夫について「もう1回チャンスがあるので、そこに向けてあともう1回張る、と言っていた。私も一緒に頑張りたい」と再び共闘を誓っていた。今後は11月のクイーンズ駅伝などがあり、春先にマラソン出場を予定。「東京五輪よりも良い順位で走り切りたい」と決意を新たにした。

　フォロワーからは「素敵な写真」「感動で涙が出ました」「半端なくかっこよかったです」などとコメントが寄せられた。