サンズ・渡辺雄太 プレシーズンマッチ初戦は30分出場で10得点5R1A!チームは延長戦の末に勝利

[ 2023年10月9日 06:52 ]

渡辺雄太
Photo By スポニチ

 NBAサンズの渡辺雄太(28)が現地時間8日(日本時間9日)に今季のプレシーズンマッチ初戦となったピストンズ戦に途中出場。チーム最長出場となる30分出場して10得点5リバウンド1アシストの活躍を見せた。チームはオーバータイムの末に130―126で辛勝した。

 ベンチスタートの渡辺は、第1クオーター残り3分59秒から出場。残り2分39秒にはデビン・ブッカーからのアシストを受けて左コーナー付近からの3点シュートでこの試合初得点。残り1分52秒にもドライブインからのプルアップの2点シュートを決めた。

 第2クオーターもベンチスタートとなったが、残り6分41秒から再びコートに立ち、前半は5得点2リバウンドをマーク。チームは70―59とリードして前半を折り返した。

 ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールなど主力選手はユニホームから私服に着替え試合を見守った後半戦。第3クオーター開始から渡辺は出場。残り9分34秒には左コーナー付近から後半初得点となる3点シュートを決めた。残り5分21秒で一旦ベンチに下がるものの、残り2分52秒から再び出場。第4クオーターもスタートからコートに立ったが、得点は挙げられず残り6分47秒でベンチに下がった。しかしチームは第4クオーター残り6・9秒に122ー122の同点に追いつかれてオーバータイムに突入。

 オーバータイム開始からコートに立った渡辺は、残り3分で2点ジャンプシュートを決めて2桁得点となった。チーム最長出場となる30分24秒出場して、10得点5リバウンド1アシストをマーク。チームもオーバータイムを制して勝利した。

 昨季限りでネッツとの契約が切れてフリーエージェント(FA)となっていた渡辺。FA交渉解禁初日の6月30日にサンズと合意。サンズと契約した理由の1つとしてネッツでチームメートだったケビン・デュラントの存在が大きかった。「本当に彼とのプレイは楽しいんです。素晴らしいチームメートで、素晴らしい人であり、素晴らしいリーダー」と説明。デュラントも渡辺のサンズ加入に協力し、渡辺の活躍にも期待していると明かしている。

 サンズと契約後に渡辺は、今夏バスケットボール男子日本代表として、チームをけん引。48年ぶりとなる自力での五輪出場切符獲得に貢献した。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年10月9日のニュース