【ラグビーW杯】ウェールズが4戦全勝でC組1位通過　乱闘にスタンドは大盛り上がり

ラグビーW杯1次リーグC組   ウェールズ43―19ジョージア （ 2023年10月7日    ナント ）

＜ウェールズ・ジョージア＞ウェールズ側のラフプレーをきっかけに、両軍がもみ合いになる乱闘が勃発（AP）
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　すでに決勝トーナメント進出を決めている世界ランキング7位のウェールズが同13位のジョージアに43―19で快勝。1次リーグを4戦全勝、総勝ち点19のC組1位で終えた。準々決勝は14日（日本時間15日）にマルセイユでD組2位と対戦することが決まっており、日本が2大会連続の8強入りを果たせば、ウェールズと対戦することになる。 【試合速報】

　前半に3トライを奪い17―7で折り返したウェールズだが、すでに敗退が決まっていたものの今大会初勝利を目指すジョージアの抵抗に手を焼き、後半20分、22分と連続トライを許し、一時は5点差に詰め寄られた。それでもその後は地力の差を示し、22歳のWTBリースザミットのトライなどで突き放した。

　後半30分ごろにはウェールズ側のラフプレーをきっかけに、両軍がもみ合いになる乱闘が勃発。殴り合いなどの大事には至らなかったものの、両チームの選手が1人ずつイエローカードで10分間の一時的退場に。血気盛んなラグビー熱の高いウェールズサポーターが詰めかけたスタンドも、試合以上の盛り上がりを見せた。