若元春が稽古再開 9勝6敗の秋場所で得た課題は「左四つの勝率を上げること」

[ 2023年10月3日 16:08 ]

ぶつかり稽古で荒篤山(左)に胸を出す若元春(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の関脇・若元春(29=荒汐部屋)が3日、東京都中央区の荒汐部屋で稽古を行った。

 秋場所後1週間の休みをはさみ、前日は軽めの運動をしてから全日本力士選士権に参加。この日から本格的に稽古を再開した。申し合いには参加せず、入念な基礎運動と一丁押しで汗を流した。

 大関獲り継続の可能性もあった秋場所は9勝6敗で2桁勝利に届かず。関脇対決に敗れた千秋楽の琴ノ若戦を振り返り「左四つでも勝てなかったので、左四つに組んだ時の勝率を上げていくことがこれからの課題」と反省点を挙げた。

 あす4日から、全22日間の日程で秋巡業が行われる。「先場所の反省とかを自分でよくかみ砕いて、生かしながら稽古しないといけない」と課題を明確にした。新小結だった初場所から今年1年間を通して三役の座を守っている次期大関候補。再びもう一つ上の番付を目指していく九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)へ向け「さらに強く、もっと上を」と意気込んだ。

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