スケボー草木ひなの アジア大会Vからパリ五輪へ「いい流れができている」

[ 2023年9月26日 22:07 ]

アジア大会で優勝し、金メダルを手に笑顔の草木ひなの
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 杭州アジア大会(中国)のスケートボード・パーク女子で金メダルを獲得した草木ひなの(15)が26日、成田空港に帰国。決勝では2本目に空中で体を1回転半させる「540」などを決めて逆転優勝を決め、「決まった瞬間、まだランの途中なのにガッツポーズがでちゃった。うれしい」と振り返った。

 今大会はパリ五輪の代表争いとは無関係だが、18年のジャカルタ大会を制した四十住さくらは、その後に東京五輪でも金メダルを獲得した。草木が見据えるのもその登竜門で、「さくらちゃんもアジア大会で優勝して、東京五輪も優勝した。私もいい流れができていると思う」と再現を狙うつもりだ。

 休む間もなく3日後には日本を発ち、パリ五輪予選を兼ねる世界選手権(10月4日開幕、ローマ)に臨む。現在はランキング3位に付けるが、過去の予選大会はいずれも4位。「3位以内に入ることを目標にしたい」とさらなる飛躍を誓った。

 また男子で銀メダルを獲得した永原悠路(太陽ホールディングス)、銅メダルの笹岡建介も帰国。初出場だった永原は「銀メダルはうれしい。振り返ると反省もあるが、次のローマに生かしたい」、大会連覇を逃した笹岡は「ローマがあるので、そこに気合を入れて臨みたい。パーフェクトに滑りきることが目標」と話した。

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