【陸上】400m・佐藤拳「しっかり勝ちきりたい」日本記録保持者&主将の自覚胸に

[ 2023年9月26日 10:05 ]

羽田空港から出発した広中(左)と佐藤拳
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 杭州アジア大会に出場する陸上の日本選手団が26日、羽田空港から出発した。

 男子の主将を務める400メートル日本記録保持者の佐藤拳太郎(富士通)は「今季、念頭に置いてきたのが強い選手になること。アジア大会もしっかり勝ち切りたい」と意気込みを口にし、主将として「日本の陸上選手は強いというのを見せたい」と話した。

 8月の世界選手権では高野進が持つ日本記録を0秒01更新。それでもまだ伸びしろを感じている。「44秒77もまだ修正点がある中の記録。記録更新できるように準備したい」と言い「シーズンを通して身体への負担もあるが、しっかりタイムを出せる選手になりたい。どんなコンディションでも44秒中盤、前半を出せるような選手が五輪、世界選手権で決勝に残っている。私もその一人になりたい」と語った。

 日本記録保持者となり「いろんな方にアドバイス、どうやったら400メートルの競技力が上がるのか話をするになった。日本の400メートルのパフォーマンスを上げられる一つの要因になれればと思っている」と言う。第一人者としての自覚を胸に、アジア舞台に挑む。

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