【ラグビーW杯】豪州が史上初の1次L敗退危機 ジョーンズ監督が異例の謝罪「サポーターに謝りたい」

[ 2023年9月25日 06:40 ]

ラグビーW杯フランス大会1次リーグC組   オーストラリア6―40ウェールズ ( 2023年9月24日    リヨン )

オーストラリアのエディー・ジョーンズ監督(AP)
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 オーストラリアがノートライでウェールズに6―40で完敗。2敗目(1勝)を喫し、10度目のW杯で同国史上初の1次リーグ敗退が濃厚となった。

 初戦でジョージアに快勝したものの、続く2戦目はフィジーに69年ぶりに敗戦。後のない状況で臨んだウェールズ戦だったが、手堅い試合運びを見せた相手に為す術なく、2PGのわずか6点にとどまる完敗となった。

 試合後、日本代表前ヘッドコーチでもあるエディー・ジョーンズ監督は、「サポーターに謝りたい」と異例の謝罪を行った。
 今年1月に再建を託され、約17年ぶりに母国の指揮官に復帰。しかし開幕前は5戦全敗と低迷し、今大会には元主将のFWフーパーらを外して平均年齢26歳台と20チーム最年少のメンバーで臨んだが、低迷に拍車をかける状況となっている。

 24日には豪紙に日本協会と8月25日に次期ヘッドコーチ就任に向けたオンライン面談を行ったと報じられ、国内外から大きな批判を浴びているジョーンズ氏。契約期間はオーストラリア開催の27年W杯までの5年間だが、大会後はおろか、大会中の解任危機に直面する事態となった。

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