【ラグビーW杯】スコットランドが今大会初勝利　「死の組」突破へ望みつなぐ

ラグビーW杯フランス大会1次リーグB組 （ 2023年9月24日    ニース ）

後半40分、トライを決めたスコットランド・グレアム（AP）
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　2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指すスコットランドが、トンガから計7トライを奪って45―17で完勝。今大会2戦目で初勝利を挙げ、1勝1敗、総勝ち点5とした。敗れたトンガは2敗となった。

　スコットランドは前半5分、約20メートルのモールを押し切って先制トライ。その後は一時逆転を許したものの、同26分には4本のパスで右から左端へと一気に運び、WTBバンダーマーバが再逆転のトライ。前半終了間際にも1トライを追加し、24―10で折り返し。後半は先に1トライを返されたものの、3トライを追加してリードを広げた。

　B組は今大会屈指の激戦区で、世界ランキング1位のアイルランド、前回大会優勝で同2位の南アフリカも同居する「死の組」。初戦で南アフリカに敗れ、早くも後がない状況に追い込まれていたスコットランドだが、きっちりと完勝。今後は中5日で30日にルーマニア戦（リール）、10月7日にアイルランド戦（サンドニ）に臨む。