【ラグビーW杯】イングランド フォードが“神の右足”で全27得点 出場停止の主将代役10番が救った

[ 2023年9月11日 05:15 ]

ラグビーW杯1次リーグD組   イングランド27―10アルゼンチン ( 2023年9月9日    マルセイユ )

<イングランド・アルゼンチン>ボールを蹴るフォード(AP)
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 逆風にさらされたラグビーの母国イングランドが、下馬評を覆してアルゼンチンに完勝。主役は“神の右足”で全27得点を叩き出したSOフォードだ。

 SOファレル主将らが出場停止中。さらに本番直前には史上初めてフィジーに敗戦した。逆境に追い打ちをかけるように前半3分、FWカリーが危険なプレーで退場した。しかしファレルに代わって10番を任されたフォードは落ち着いていた。

 3―3の前半27分、約46メートルのドロップゴール(DG)を成功させると、4分後には50メートルも沈めた。大会史上5人目の1試合3DGを記録すると、後半は5PGで加点。「大会の初戦で勝つことは常に重要だ」とうなずいた。

 次戦は17日の日本戦。カリーも出場停止となる見通しだが、チームは完全に息を吹き返した。

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