中島啓太 日本勢最上位の3位で賞金ランク首位再浮上 初日の出遅れ悔やむ

[ 2023年9月11日 04:45 ]

男子ゴルフツアー シンハンドンヘ・オープン最終日 ( 2023年9月10日    韓国・仁川 クラブ72CCオーシャンC=7204ヤード、パー72 )

18番でバーディーを奪い、拍手に応える中島
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 日本、韓国、アジアツアー共催大会で9位から出た中島啓太(23=フリー)が1イーグル、6バーディー、2ボギーの66で回り、日本勢最上位の3位となった。今季獲得賞金も1億65万4179円となり、賞金王争いでも首位に再浮上した。高君宅(コ・グンテク、23=韓国)が通算19アンダーで並んだコンワットマイ・パチャラ(24=タイ)とのプレーオフを制し、優勝を飾った。

 中島は14番で4メートル、15番で3メートルを沈めて連続バーディーを奪うなど難度の高い後半に追い上げを見せた。「終盤は難しいバーディーパットも入ってくれた。初日(71位)の出遅れさえなければ優勝も狙えていたかもしれないので本当に悔しいですね」と話した。

 それでもピンポジションや雰囲気が異なる共催大会での好成績は新たな収穫になった。今季獲得賞金も大台を突破。前週逆転された金谷拓実(9583万3999円)を抜き、賞金王争いでもトップに再浮上した。

 ≪高君宅がPO制して地元V≫地元韓国の高君宅が18番パー5で行われたプレーオフ(PO)を1ホール目で制し優勝した。3打目を3メートルにつけると決めれば優勝のバーディーパットをど真ん中から決めた。「これまでの経験が生きた。既に申請した軍隊入りをキャンセルできるのか考えた」と話した。正規の18ホールでは13番で痛恨のダブルボギーも最終18番のバーディーでPOに持ち込む粘りも光った。

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