カド番の霧島　師匠の得意技で快勝発進　「勝っても負けても自分の相撲を取るだけ」

大相撲秋場所初日 （ 2023年9月10日    両国国技館 ）

翔猿（手前）をつり出しで下す霧島（撮影・藤山　由理）
Photo By スポニチ

　照ノ富士の休場で出場力士中最高位となった大関・霧島は結びで翔猿をつり出しで退けた。師匠の陸奥親方（元大関・霧島）が得意とした技で先場所敗れた相手に快勝。「あまりきれいなつりではなかったが、最後までいい形だった」と目を細めた。

　先場所は初日から休場するなど万全な体調で臨めず負け越し。カド番で迎えるなか無難に白星発進した。「明日からは緊張もなくなってくるだろう。勝っても負けても自分の相撲を取るだけ」と表情を引き締めた。