【ラグビーW杯】イタリアが3大会ぶり50点超えでナミビアに快勝 仏、NZ抑えA組暫定首位浮上

[ 2023年9月9日 23:02 ]

ラグビーW杯フランス大会1次リーグA組   イタリア52―8ナミビア ( 2023年9月9日    サンテティエンヌ )

3大会ぶり50点超えでナミビアに快勝したイタリア代表フィフティーン(AP)
Photo By AP

 格上のイタリアが前後半計7トライを奪い、52―8でナミビアに快勝。4トライ以上に与えられるボーナスポイントも獲得し、勝ち点5でA組暫定首位に立った。1987年の第1回大会から連続出場を続けるイタリアだが、いまだ決勝トーナメントの進出はない。開催国フランス、ニュージーランドとの同組突破へ、幸先の良いスタートを切った。

 イタリアは前半こそ17―8とW杯で勝利のないナミビアに食らい付かれたが、高温下の試合で徐々に相手の足が止まった後半は攻勢に。後半15分にはフランス出身で昨年の世界最優秀新人賞に輝いたWTBカプオッツォが快足を飛ばしてW杯初トライを決めると、スタジアムは大歓声に包まれた。

 その後も攻撃の手を緩めず、プレーを切れば勝利が確定する後半ロスタイムもあえて攻撃を継続。最後は途中出場のオドグウがダメ押しトライを決め、11年大会のロシア戦で53得点を奪って以来、3大会ぶりの大台となる50点超えでナミビアを完膚なきまでに叩きのめした。

 W杯後はリーグワン三重の監督に就任するキアラン・クローリー監督は、「100%の準備はできていたが、まだ改善の余地はある。今日は感情的になったが、W杯ではそれが普通。ほとんどの選手にとって、初めてのW杯だからね」と振り返った。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年9月9日のニュース