【ラグビーW杯】日本代表・ヴァル、10日チリ戦へ抱負「いいスタートができるように」

練習後の取材で笑顔を見せるヴァル
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　8日（日本時間9日）開幕のラグビーW杯フランス大会に出場する日本代表は7日、拠点とするトゥールーズ市内で練習を行った。

　報道陣に公開された約15分間ではFWセッションは行われなかったが、練習後にはプロップのヴァル・アサエリ愛（34＝埼玉）が取材対応。前回19年大会に続く2度目の大舞台へ「うれしい気持ちで、光栄。ここまでハードトレーニングしてきたので、いいコンディション」と声を弾ませた。

　1次リーグ初戦で戦うチリはW杯初出場で情報は少ないが、「レビューで見た。セットピースでも、あとのプレーとかも気持ちが凄い。最初のスタートからプレッシャーをかけてくると思う」と備えている。

　初戦の難しさを知っている。19年大会の初戦となったロシア戦は逆転勝利したものの、前半4分に先制トライを奪われていた。勢いをつけるためにも、入り方は重要となる。「しっかりいい準備ができるように、姫野（和樹）キャプテンが毎日リードしてくれた。自分たちを信じ、いいスタートができるように戦いたい」と見据えた。