【バスケW杯】ドンチッチ 26得点の活躍も4Q途中に退場…試合後に審判へ不満「これは公平ではない」

[ 2023年9月7日 19:09 ]

バスケットボール男子W杯準々決勝   カナダ100ー89スロベニア ( 2023年9月6日    フィリピン・モール・オブ・アジア・アリーナ )

ファールアウトで退場するドンチッチ(AP)
Photo By AP

 バスケットボール男子W杯準々決勝が6日、フィリピン・モール・オブ・アジア・アリーナで行われた。第2試合ではスロベニア(世界ランキング7位)とカナダ(同15位)と対戦。スロベニアのエースであるルカ・ドンチッチ(24=マーベリクス)が26得点も第4クオーター途中に2度目のテクニカルファールで退場して、チームは89―100で準々決勝敗退となった。

 ベスト4への最後の1枠を懸けた戦いは、前半は50―50の同点で折り返した。しかし後半になるとカナダが一気に突き放して、スロベニアは89―100で準々決勝で姿を消した。

 ドンチッチは前半から両チームトップの17得点をマーク。後半もベスト4進出へ奮闘していたが、第4クオーター途中に2度目のテクニカルファールで退場。29分出場で26得点4リバウンド5アシストと活躍もチームを勝利へ導けなかった。

 フィリピンのニュースサイト「ラプラー」の公式X(旧ツイッター)の投稿によると、ドンチッチは試合後の記者会見で不満をもらしたという。「私のフラストレーションが何だったかは誰もが知っていると思います。私は代表チームでプレーしているので、たくさんの感情がある。多くの場合、私は自分自身をコントロールできません」と話した。

 その上で「しかしご存知のように、審判たちは自分の仲間の1人に、“ディロンは我々に向かって来るので、我々は彼のファールを宣告するつもりはない”と言いました。これは不公平だと思います。私が文句を言うことが多いのはわかっていますが、これは公平ではないと思います」と審判に対する不満をもらした。

 名前を挙げたディロン・ブルックス(ロケッツ)についても「ディロンは素晴らしいプレーをしたと思う。いつものように、彼はとてもフィジカルだった。彼のことを嫌う人はたくさんいますが、私は彼のやっていることを尊敬しています。そして彼はそれを本当に上手にやっている」と称賛した。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年9月7日のニュース