豪ノ山が霧島らの胸を借りて実力差痛感「圧力で負けている」上位挑戦場所へ「もっと稽古を」

[ 2023年9月5日 16:35 ]

霧島(左)と申し合い稽古を行う豪ノ山(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の幕内・豪ノ山(25=武隈部屋)が5日、東京都墨田区の時津風部屋に出向いて15番の申し合い稽古を行った。

 時津風部屋の幕内・正代(31)、十両・時疾風(27)に加え、出稽古組の大関・霧島(27=陸奥部屋)、関脇・大栄翔(29=追手風部屋)、幕内・北青鵬(21=宮城野部屋)と豪華なメンバーで行われた申し合い。身長2メートル4の北青鵬を相手にまわしを与えず一気に突き出したり、上手を取られても切ってハズで押し出したりと動きの良さを見せた。

 その後、霧島から指名されて連続で5番。そのまま大関の胸を借りて押し続ける「あんま」も約5回行った。最後は大栄翔の胸を借りてぶつかり稽古。稽古を見守る師匠の武隈親方(元大関・豪栄道)に叱咤(しった)激励されながら、泥まみれになりながら、力を出し尽くした。

 充実の稽古にも「圧力で全然負けているのでまだまだ」と反省しきり。役力士との力の差を痛感していた。名古屋場所は新入幕で10勝を挙げ、秋場所(10日初日、東京・両国国技館)は自己最高位の東前頭5枚目で臨む。「もっとしっかり稽古して、万全の状態でできれば」と上位挑戦を見据えた。

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