【稽古総見】霧島が幕内最多の申し合い17番「負けないようにと強い気持ちで」稽古場から気合十分

[ 2023年9月2日 14:47 ]

<横審稽古総見>稽古に臨む貴景勝(中央左)と霧島(撮影・郡司 修)
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 大相撲の横綱審議委員会による稽古総見が2日、東京・両国国技館の本土俵で、4年ぶりとなる一般公開の形で行われた。

 大関・霧島(27=陸奥部屋)は、同じ大関の貴景勝(27=常盤山部屋)や豊昇龍(24=立浪部屋)、関脇の大栄翔(29=追手風部屋)や若元春(29=荒汐部屋)らと計17番取った。幕内力士ではこの日最多の番数。「ここで一つ負けないようにという強い気持ちで」と稽古場から気合十分だった。

 まわしを引いての力強さはもちろん、押し合いで貴景勝に勝つなど前に出る強さも発揮。三役以上のハイレベルな申し合いの中で9番連続土俵を独占するなど存在感を示した。最後は横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)の胸を借りてぶつかり稽古。「キツかったけど自分のためになる。感謝しています」と充実の表情で話した。

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