田中希実が帰国 逆境乗り越え「今後変わるためのよりどころになるのでは」

[ 2023年8月30日 04:38 ]

陸上の世界選手権から帰国し、ポーズをとる(左から)佐藤拳太郎、田中希実、坂井隆一郎、柳田大輝
Photo By 共同

 サニブラウンとは別便で、他の選手は成田空港に帰国。女子5000メートルの田中希実(ニューバランス)は予選で日本記録を塗り替え、決勝8位。振るわなかった1500メートルから立て直し「勇気を持っていけた。(逆境を)乗り越えられたことが、今後変わっていくためのよりどころになるんじゃないかな」と前向きだった。

 《佐藤拳、柳田も課題は明確》
 男子400メートル予選で44秒77をマークし、32年ぶりに日本記録を更新した佐藤拳太郎(富士通)は準決勝で落選し「まだまだやれた。44秒50は目指せる位置にいる」と語った。同1600メートルリレーは予選落ちで「スタッフと私たちで意識のすり合わせができていなかった」と課題を挙げた。男子100メートルで準決勝落選の柳田大輝(東洋大)は「最初から最後まで2、3段階上げないといけない」と振り返った。

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