【世界陸上】大八木総監督　教え子の其田に「早く集団に入ってほしい」

陸上・世界選手権最終日 （ 2023年8月27日    ハンガリー・ブダペスト ）

駒大の大八木総監督
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　男子マラソンが英雄広場発着の周回コースで行われ、西山和弥（24＝トヨタ自動車）、山下一貴（26＝三菱重工）、其田健也（30＝JR東日本）の布陣で臨んだ日本勢がブダペストを駆けた。

　モンゴルの41歳・バトオチルが飛び出し、5キロを14分59秒で通過。後続の大集団に35秒をつける展開に。バトオチルは10キロ手前で吸収されたが、5大会ぶり入賞を目指す日本勢は集団につけず。10キロで山下がトップから19秒差の40位、24秒差の47位で西山、25秒差の48位で其田が続く。その後、山下と西山はペースが落ちた先頭集団に入った。

　山下と其田は駒大OB。駒大時代に指導した大八木弘明総監督は、同大学が合宿を張る志賀高原からTBS系の中継に登場。「其田は早く集団に入ってほしい。山下、西山君はいいかなと思うけど、其田はどうでしょう…。早く集団に入ってほしい」と話していた。