渡辺雄太 間に合った!右足首捻挫も25日初戦ドイツ戦出場へ

[ 2023年8月24日 04:41 ]

ダッシュを繰り返す渡辺
Photo By スポニチ

 25日開幕のバスケットボール男子W杯(日本、フィリピン、インドネシア共催)に臨む日本代表は23日、本番会場の沖縄アリーナで終盤5分を除き非公開の2部練習を行った。15日のアンゴラ戦で右足首を捻挫した渡辺雄太(28=サンズ)が取材に応じ、全体練習合流を明言。万全の状態ではない中、1次リーグ初戦のドイツ戦に出場することを宣言した。

 足首を気にする様子はなかった。夜練習のラスト5分。渡辺はコートの隅でダッシュを繰り返した。21日から全体練習に部分合流。この日から完全合流したことを明かし「100%になるとは思っていないが、プレーできるぐらいには回復している。パフォーマンスが悪くてプレータイムが減るかもしれないが、足首どうこうでプレータイムが減ることはない」と言い切った。

 NBA規定で開幕4週間前まで代表活動に参加できず、チーム合流は先月下旬。約4カ月ぶりの公式戦となったアンゴラ戦で負傷したため、試合勘や連係面の不安は大きい。W杯はアジア最上位になればパリ五輪出場権を得る重要な戦い。下位に沈んでパリ切符を逃せば代表引退する覚悟を示しているが「プレッシャーもあるが、ここまで来たら楽しんだもん勝ち」と本番を見据えた。

 ≪“リアル桜木花道”赤髪の川真田「ジャパンの赤」≫髪を真っ赤に染めて沖縄入りしたセンター川真田が意図を明かした。プレースタイルが人気漫画「スラムダンク」の主人公をほうふつさせることから“リアル桜木花道”とも称されるが、赤は「ジャパンの赤」と説明。本家は丸刈りなだけに「桜木花道を目指しているなら(バリカンで)ウィーンとやっていた」と笑った。ドイツ戦ではNBA選手のM・ワーグナー(マジック)とのゴール下での争いが待つ。「ワクワクが大きい。どんだけ泥くさくできるか」と本番を見据えた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年8月24日のニュース