【世界陸上】予選突破の北口榛花「私でもこんなことするんだ…」練習で歩数間違えるも修正

女子やり投げ予選　63メートル27をマークして決勝進出を決めた北口榛花
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　女子やり投げの予選A組に出場した昨年銅メダルの北口榛花（25＝JAL）が2投目に通過ラインの61メートル50を上回る63メートル27をマーク。25日の決勝へ進んだ。「しっかり63を投げられて決勝に進出できて良かった。完璧じゃない投げで63投げられたのは大きい」と話した。

　ここまでの練習はプラン通りでなく「試合に入ったら凄く緊張しちゃった」という。優勝候補としてカメラに追われ続けるのも初体験。練習の1本目に歩数を間違えて「私でもこんなことするんだ…と」と苦笑いで振り返り、あえて激しく体を動かしながら緊張を解いた。

　「今日が良い練習いいになれば」と前向きに捉えた北口は「決勝ではメダル目標に頑張りたい。もっと緊張すると思う。3投目までになんとかできるように。今日みたいにできるように」と語った。銅メダルを獲得した昨年のオレゴン大会決勝と同じ記録だったことを問われると、「そうなんですか！全然知らない。自分の記録はベストしか覚えられない」と豪快に笑い飛ばした。