ドイツが米国に善戦 男子バスケW杯の親善試合で互角の試合展開 W杯初戦では日本と対戦

[ 2023年8月21日 14:31 ]

ドイツとの親善試合で34得点を挙げた米国のエドワーズ(AP)
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 バスケットボール男子のW杯予選E組で日本と初戦(25日)で対戦するドイツが20日、UAEのアブダビで優勝候補の米国との親善試合に臨み、91―96(前半54―46)で敗れたものの、第3Q中盤で71―55と一時16点をリードするなど、互角の試合展開を見せた。

 ドイツでは昨季レイカーズに在籍し、オフにラプターズと契約したガードのデニス・シュルーダー(29)が16得点と10アシスト、マジックのフランツ・バグナー(26)が17得点、同じマジックに所属する兄のモーリッツ・バグナー(26)が14得点、ペイサーズのダニエル・タイス(31)が12得点をマークするなどNBA勢が奮闘。親善試合は4勝2敗で終えたが、ドイツはNBAの若手主体で編成されているカナダにも1勝1敗(○86―81、●112―113)と食い下がっており、日本にとっては初戦からきびしい戦いになりそうだ。

 米国は5戦全勝で親善試合の全日程を終了。ドイツ戦では2020年ドラフトで全体トップで指名されたアンソニー・エドワーズ(22=ティンバーウルブス)がチーム最多の34得点、タイリース・ハリバートン(23=ペイサーズ)とオースティン・リーブズ(25=レイカーズ)がそれぞれ16得点を挙げ、第4Qを26―14としてドイツを突き放した。3点シュートは29本中13本を沈め、成功率はドイツの29・0%に対して44・8%。しかしチーム・リバウンド本数では42―55と後手に回った。

 なお予選C組(フィリピン開催)の米国は26日にニュージーランド、28日にギリシャ、30日にヨルダンと対戦することになっている。

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